フヒヒwwww

2011年6月6日 MTG
さーせん(´・ω・`)



先日の日本選手権予選での緑白にビートダウンの可能性を教えてもらいました。жタマжです。こんばんは。

ファッティに未来はないのか! というのが今回の主題。予想以上の長文になりました。

緑といえばマナ加速。クリーチャーはもちろんP/T強いけど、エルフドラージなんてのがあるくらいですから、クリーチャーでもスペルでもマナ加速が可能な色です。1ターン目焼き鳥ってのもよくある話ですね。焼きエルフもところによってあるわけですから、らノワールのエルフはぜひ女性版イラストが欲しいとこです。でも褐色肌ってあんまり好みじゃない。

閑話休題。
剣の皆様が暴走している昨今、純粋に強いクリーチャーを出す意味合いは殆どなくなっているように感じます。飛行があって殴れて除去されてもあまり痛くない、要するに鷹ですけど、こういうのにさっさと剣つけてぶん殴った方が早いということです。
もしくはタイタンの皆様。もはや殴れるだけではファッティは環境についていけないことが完全に定着してしまった原因のひとつ。これから先、これより弱い神話レアファッティが一般化することはすなわちギャザ人口が減ることを意味するかもしれません。ってのはマスクスブロックのお話をカードショップセラのコラムでチラ見しただけでぼやいてることなんですけどね。


ここでファッティとは?についてちょっと考えてみます。
ファッティを出す一番の目的、というか使われる意味としては、
「フィニッシャーであること」という条件が大きいと思います。
勝ちをもぎ取る手段の一つです。
ウィニーがハンドからの展開を駆使して小型を一気に出し勝ちをもぎ取るように、ファッティを出すデッキでは高いマナコストを支払ってデカいのを出して勝ちをもぎ取るわけです。このファッティを出すまでの過程は色によって様々ですから今回は省きますが、ここ最近使われていたファッティから「使われるファッティ」の条件を探ってみます。ただしタイタンは除きます。タイタンが強い理由は、青以外ぜんぶ一言で説明できてしまうからです。「出たら仕事する」もしくは、「出して殴るだけでアドバンテージが取れる」といったところでしょうか。

赤代表 Hero of Oxid Ridge / オキシド峠の英雄
緑代表 Avenger of Zendikar / ゼンディカーの報復者
白代表 Baneslayer Angel / 悪斬の天使
青代表 Sphinx of Jwar Isle / ジュワー島のスフィンクス
黒代表 Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者

こんなところでしょうか。赤はちょっとファッティというには物足りないかもしれません。赤のファッティ、といえば色は混ざりますがBroodmate Dragon / 若き群れのドラゴンあたりがしっくりくるんじゃないかと思います。残念なことにここ最近の赤単色のファッティ(ドラゴン)の皆様は総じてしょんぼりな性能で、まともに使われているのを見たことがありません。リミテッドですら出現確率の問題はあれどあまり見ませんね。

では、それぞれ見ていくことにしましょう。赤からはバトルクライ・速攻持ちのアタッカーを選んでみました。現環境の赤は上位では単色が多く、ボロスタイプも白使うなら剣使え、鷹いれろ、石鍛冶いれろという時代の流れに従い、ゴブリンの先達やステップのオオヤマネコなどの強力な①マナクリーチャー以外は基本的に鷹鍛冶剣でまとめられています。そんな中でも最近それなりに結果を残している赤単ゴブリンのデッキに、ちょくちょく入っているカードです。
効果を見れば分かりますが、見所は爆発力。ウィニーの天敵といえば全体除去ですが、この殆どはソーサリーに固まっています。直接的な対処さえされなければ、速攻でバトルクライを最大限に生かし壁やチャンプブロックすら許さない圧倒的な瞬間火力が魅力です。

緑からはゼンディカーの報復者。緑のランドブーストを生かして大量のクリーチャーを場に生み出すファッティです。本体のサイズはそこそこですが、これ自身が生きていれば生まれた植物トークンは土地さえあれば際限なくでかくなります。ただし、除去耐性は全くないといっても過言ではありません。

白からはおなじみ悪斬の天使。除去耐性こそ一切ないもののセラの天使に何しに来たのと告げかねない圧倒的なスペックはクリーチャー戦では無類の強さを誇りますし、飛行でブロックされづらく、かつ一発殴るだけで膨大なライフアドバンテージをもたらしてくれます。M10環境では今よりもさらに数を見たカードですし、スタンを知っている方ならその効果のほどは説明する必要はないと思います。

青からはジュワー島のスフィンクス。こちらは、クリーチャー性能で突出した点は飛行くらいしかないものの、このサイズの飛行持ちで被覆付きというピン除去お断り性能を持っています。色的にも場のコントロールさえ出来ていれば、こいつには対処されないのでそのままコントロールしつつ4発殴って終了という青らしいファッティといえるでしょう。現状では聖別されたスフィンクスのほうが有力ですが、アドバンテージの取り方がタイタンなどと被りがちなので今回はこちらで。

最後に黒からは深遠の迫害者。スタンでは黒自体がオワコンとは囁かれているものの、レガシーで見かけることも時々あるカードです。スペックは単純で、よくある飛行持ちの大型ファッティの能力を4マナで高速召喚できる、というタイプのカードです。ただし、場に出ている限り勝てないという凄まじいデメリットがあるので、これ自体に後で自分が対処する必要がある、なんともじゃじゃ馬なカード。そこは黒お得意の生贄除去で乗り越える場合が多いようです。

ちなみに無色代表だとワームとぐろエンジン。こちらは無色のくせして⑥マナにしては圧倒的なスペックと除去すると分裂するという一種の高い除去耐性を持っています。

さて、ここまで見てきましたが、改めて「使われるファッティ」の条件、つまるところ、「強いファッティ」の条件を考えてみましょう。
①瞬間火力が高い。
②テンポを損なわない。
③数が出る。
④純粋に対クリーチャー戦に強い。
⑤殴る・出るだけでアドバンテージが取れる。
⑥除去に強い。
⑦マナコストに見合った以上の十分なP/Tやスペック。
⑧攻撃を通しやすい。
これらのうちどれかに突出している、もしくはいくつかを併せ持つクリーチャーがいわば「使われるファッティ」ということです。

で、ここまでの分析はぶっちゃけギャザラーの皆様ならんなこたぁ知ってる、というところでしょう。ここから、この条件を満たすファッティをどれか選んで、次回のデッキを考えたいと思います。ただし、表舞台にあまり出ないカード限定です。

ニューファイレクシアのファッティの皆様は、限定的なアドバンテージの取り方が多く、ゲームを決める一手にはあまりなりえないことが見受けられます。以前まで使っていたノーン様は①,⑧の両方を有る程度満たしては居ますが、⑦の部分で大きく劣っており、使用するには少し厳しいものがあります。いわば、「活躍するのに他の要素が必要なファッティ」は使用レベルに達しないといえるかもしれません。

おそらくワンチャン有り得るのはシェオルドレッド・抹消者・ウラブラスクの3体でしょう。このうち除去をかいくぐればかいくぐるほど効果を生み出せるのはシェオルドレッド、クリーチャー戦にめっぽう強いのが抹消者、瞬間火力(実際は他のカードを高瞬間火力化する)がウラブラスクといったところでしょうか。ただし、どれもその利点以外はサイズ以外に目立ったスペックを持たず、使用レベルとは言いがたいものがあります。とりあえずこの三つで第一候補はシェオルドレッドとしておきます。黒好きですし。

後もっとエキスパンション遡ろうかと思ったけど今日はもう眠いので寝ます!
おやすみなさい。

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